お米の豆知識
RICE HOW TO

上手な保管方法とは?
おいしい炊き方は?
よくある質問

お米の上手な保管方法 HOW TO SAVE

水濡れに注意
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水濡れに注意

お米は濡れるとカビなどが発生しやすくなります。濡れた手のまま容器に入れないように注意しましょう。

においに注意
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においに注意

購入時にお米が入っていた袋は、目に見えない小さな穴が開いています。お米は臭いを吸着しやすい性質をもっていますので、臭いの強い食品、化粧品、灯油、洗剤の近くでは保存しないようにしましょう。

蓋の容器で清潔に
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蓋の容器で清潔に

お米は乾燥するとひび割れを起こし美味しさを損ねます。虫等の発生を防ぐためにも、蓋のある容器で保存し、こまめに清掃して新しいお米は、古いものを使い切ってから入れましょう。

涼しい場所で保管
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涼しい場所で保管

直射日光が当たる場所は避けましょう。冷蔵庫で保存する場合は、チャック付きのビニール袋や密閉容器、ペットボトルなどに移し替えるようにしましょう。

保存期間の注意

ごはんイメージ

食味低下や虫の発生を避けるため、1ヶ月以内に食べ終わる量を目安に購入しましょう。春から秋は特に注意が必要です。
ここ数年、夏の気温上昇が著しいことから、6月から8月にかけては、2週間程度で食べ切る量を購入いただくことをおすすめいたします。
長期保管の場合は、よく洗浄・乾燥させた広口のペットボトルにお米を入れ冷蔵庫で保管することで、虫の発生防止はもとより、風味を損なわず美味しくお召し上がりいただけます。

白米・玄米のおいしい炊き方 HOW TO COOK RICE

白米のおいしい炊き方

お米を研ぐ
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お米をとぐ

洗米は手早く、水がある程度澄むまでといでください

1回目

炊飯釜に計量したお米を入れ、水を加え、手早くすすぎ洗いしてすぐに水を切ります

2回目 ~水がある程度澄むまで

水を切ったお米を指で優しくとぎ洗いし、水を加え、すすぎ洗いして水をきります
この動作を、ある程度水が澄むまでおよそ4回程度繰り返します
※炊飯釜での洗米は、釜の塗膜を傷つけるのでステンレスボール等での洗米をおすすめします

加水は目盛りを見て
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加水は釜の目盛りをみて

洗米したお米を炊飯釜へ移し、平らな場所において、計量した合数の目盛りを目安に加水してください
※炊き上がり「かため」「やわらかめ」は、手順「03」の加水を基準に、お好みにあわせて水加減を微調整し、炊飯してください
※秤を使って水加減をみるときは、お米重量に対して1.35倍~1.4倍を加水ください(1.4倍で加水する場合:1合≒150gとして3合、450gのお米に対して加水量は630㎖です)

水に浸す
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水に浸す

お米をふっくらした美味しいご飯に炊き上げるため、通常は30分以上、冬場は60分以上水に浸してください
※お米の芯まで水がいき渡ると、水が熱伝導の役目を果たし、お米に含まれるデンプンのα化(粘性が増し、柔らかく)を促進します

冷凍保管
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炊飯・蒸らし、ほぐし

炊飯釜での長時間(3時間以上)の保温はご飯の美味しさを損ねる水分の蒸発や、※黄ばみの原因となります
炊きあがりのご飯のように召し上がるためには、残ったご飯は一膳用のタッパー等に入れて、冷蔵もしくは冷凍し、食べる際にレンジアップしてください
炊飯釜での長時間の保温はご飯に含まれているアミノ酸と糖が反応し、黄ばみの原因となるメラノイジン(褐色の色素)が生成されます

玄米のおいしい炊き方

圧力釜の場合
  • 白米と同じようにといでください
  • 白米を炊くときの目盛りよりも25%くらい水を多めにします
  • 1時間ほど水に浸してから、蓋をして強火に設定します
  • 圧力釜のおもしが上がり始めたら、弱火にして15分で火を止めます
  • 予熱で20~30分蒸らせば炊きあがりです
電気炊飯器の場合
  • 白米と同じようにといでください
  • 白米を炊くときの目盛りよりも25%くらい水を多めにし、1晩くらい水に浸して炊飯器のスイッチをいれてください
  • 炊きあがり後は、よくほぐして余分な蒸気を抜きましょう

炊き方はあくまでも一般的な目安です。
どちらも機器の機種により多少異なりますので調節してください。

炊き方はあくまでも一般的な目安です。
どちらも機器の機種により多少異なりますので調節してください。

よくある質問 Q&A

保管に関する質問
お米の賞味期限はいつまででしょうか?
お米は賞味期限はありませんが、風味が落ちますので夏場2週間、冬場は1ヶ月程度を目安に食べ切っていただくことをおすすめします。
お米の異常に関する質問
お米の袋から、黄色や黒く変色したお米が出てきたのですが
お米が何らかの原因で水分と接触したこと(水濡れ)により、「カビ」が生えてしまった可能性があります。そのことで色が変わったり、お米が塊のようになってしまうことがあります。
このようなお米を見つけた場合、お召し上がりはお控えください。※よくある水濡れの原因などは、お米の正しい保管方法をご参照ください。
白い粒が混ざっていました
お米が稔る過程で、高い気温などにより米粒中身が白濁することがあります。ご飯にしたときの影響はほぼありません。
※お米が圃場において生育中に天候の影響(高温や日照不足など)で発生します。でんぷんに細かい気泡が入り米粒が白く見えます。
お米に黒い点があります
稲の生育中に、虫・熱・その他の要因などにより、米粒の表面が被害を受けて黒く残ってしまったものです。
人体および食味に影響を与えるものではありませんが、どうしても精米工場では除去しきれない場合があります。
玄米や胚芽精米に緑色のお米が混ざっています
緑色のお米は、葉緑素が残る粒です。お米の外側が緑色なだけで、同じお米ですのでそのまま召し上がっても全く問題ありません。
お米に虫が入っていました
春先から秋口にかけては虫の活動が盛んになりますので、購入後なるべく1ヶ月以内で食べ終わる量をご購入ください。
1ヶ月以上残る場合は、密閉できる容器に移し替えて冷蔵庫で保存してください。
茶色い塊が入っていました
玄米の表皮を取り除き、白いお米に精米加工します。
粉状となった玄米表皮が、薄茶色の塊となり精米に混じったものです。
私たちはヌカ玉と言っています。塊を指先で押しつぶすと砕けるものはこのヌカ玉と思われます。
炊きたてのご飯からニオイがする
ニオイの原因には次のことが考えられます。
  1. ニオイ移り
    お米はニオイを吸収しやすいため、ニオイの強いもの(洗剤・芳香剤・化粧品・油・流しの下など、ご家庭でもニオイの元が複数ある場所)の近くに保管していたことが原因と考えられます。
    詳しくはお米の炊き方保管方法をご参照ください。
  2. 長時間のお米の浸漬(水にひたすこと)
    温度の高い環境下で、長時間浸漬していると雑菌が繁殖しお米が腐敗してしまうことがあります。
    ※特に夏場の夜間予約炊飯などは注意が必要です
炊飯器で長時間保温したら、ご飯が黄ばみました
ご飯を長時間保温すると、ご飯に含まれる糖が熱に反応して黄ばむことがあります。
余ったご飯は、一膳用のタッパー等に移し替え冷蔵庫や冷凍庫で保管し、食べる際のレンジアップをおすすめします。
炊飯に関する質問
無洗米の炊飯方法を教えてください
無洗米は一般精米より表面の肌糠が取り除かれているため、普通の計量カップでは少し多めにお米が入ります。無洗米用のカップが無い場合や、炊飯器の内釜に無洗米用のメモリが無い場合は、水加減を一般精米よりやや多めにしてください。
目安はお米一合につき、大さじ1杯程度(15cc)です。
無洗米をすすいだ水がいつまでも白く濁ります
米のでんぷん成分が水に溶けたものです。でんぷんはお米の主成分ですのでご安心ください。もちろんそのまま炊飯いただいて構いません。
ただし、すすぎ過ぎはお味の低下につながりますので、1回すすぐ程度でお使いください。
ご飯に芯が残ります
1合カップで正しく計量し、炊飯釜を水平な台に置いて、釜の目盛りに合わせて加水し、1時間程度水に浸して炊飯スイッチを入れてください。
その他
袋に小さな孔(あな)があいていますが
お米の袋には、袋の破裂防止や荷崩れ防止のために複数の通気孔を開けています。孔は異物の混入などを防ぐために非常に小さな孔で目に見えないものから1mm程度まで様々です。この孔から水分を吸収してお米が変色するトラブルがありますので、袋の置き場所や保管には注意が必要です。


食味チャート CHART

新チャート②

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